私が治療家になった理由
私が治療家になった理由

私は小さいころから両親にマッサージをしてあげるのが、とっても好きな子でした。
また本当かわからないですが、いつも「上手ね♡」と誉めてもらっていた記憶があります。
私が小さい時は両親も仲が良く楽しい毎日だったのですが、だんだん喧嘩が絶えなくなり、私が二十歳の時に離婚をしてしまいました。
私は父をほっておくことができず父側につくと決め、それから十年ほど一緒に暮らしていました。
恥ずかしい話ですが、当時父には借金があり、しかしそれでも一生懸命返そうと、父は体に鞭打って良く働いてくれました。
私自身もできるだけ協力しようと掛け持ちで仕事をしていたのですが、三十歳のころに体を壊してしまい、悩んでいたところ、偶然見つけた整体院で体を治していただきました。
私自身が楽になって感動したので、いつもしんどそうにしていた『父も元気になって欲しい』と思い、何度もそのお店を勧めました。
しかし、いっこうに行こうとしませんでした。
それなら、『私が治すしかない!』と思って、整体の道に入ると心に決めました。

ところが、決めたのはいいのですがどこで勉強するかわかりませんでした。
その先生の所に教えを請いにいけば良かったのですが、そうはせず、どこに行けばいいのか迷っておりました。
今思えば、どうしてそうしなかったのか覚えていませんが、あの頃は良くわかっていなかったんだと思います。
そんな時、新聞の折り込み広告で近くに整体の学校があることを知り、入学しました。
1年そちらの学校でみっちりと勉強させていただき、無事に卒業する事ができた後も、インターンというかたちで、付属療院で朝から晩まで精一杯働かせていただきました。
いい先生方にも恵まれ、整体師の基礎を叩き込まれた時期です。
しかし、長く働いているとヘルニアやぎっくり腰など、重症な症状は改善されない事に気がつきました。
父も完全に元気にすることができず、諦めともっといい方法がないものかと悩んでいたのです。

そんな時に友人に紹介され、オステオパシーの世界を知り、そのやり方とソフトさにビックリしました。
また、今まで改善に導くことができなかったヘルニアやぎっくり腰の方にも効果を出せるので、さらに驚き、夢中で勉強させていただきました。
そして、ついに父を元気にすることができ、その後多くの方に喜んでいただけると自信ができたので、開業という道をとらせていただきました。
私の周りにもヘルニアや慢性的な痛みに、悩まされている人は沢山おられます。
そんな方々を少しでも楽にしてあげたい、元気にしたい!
笑顔になってもらいたい!
私の手でそれができると信じています。
そして、私を育ててくれた父にも少しでも楽しい思いもして欲しい。
父は喫茶店をするのが若い時の夢だと知っているので、将来私の整体院と併設した喫茶店をさせてあげたいと目標を立てています。

これからも
皆さんにいっぱい喜んでいただき、父にも親孝行ができるように頑張っていきます。
こんな私ですがこれからもどうぞよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
